チェンソーマンの岸辺を解説します。
岸辺の正体・強さ・過去・作中での活躍・クァンシとの関係をまとめています。
チェンソーマン|岸辺とは?
名前(読み方) | 岸辺(きしべ) |
所属 | 公安対魔特異1課 |
年齢 | 50代 |
契約悪魔 | 爪の悪魔 ナイフの悪魔 針の悪魔 |
好きなこと | 酒と女と悪魔を殺すこと |
声優(CV) | 津田健次郎 |
岸辺は公安対魔特異1課に所属する自称最強のデビルハンターです。
特異課の合併後は、デンジたちが所属していた特異4課の隊長になりました。
デンジだけでなく、姫野やアキたちを指導していた先生でもあります。
岸辺の性格
無表情で淡々とした口調の岸辺ですが、根は面倒見がいい人情家です。
多くのデビルハンターたちを指導していて、教え子のことを犬と呼んでいます。
- 育てた犬が死ぬたびに酒の量が増える
- おもちゃ(デンジとパワー)にも情が湧く
岸辺は人としてのまともな考え方は、デビルハンターの弱点と考えています。
そのため、頭のネジを緩めるために日々お酒を飲んでいると述べています。
毎月バディの墓参りに来てるようじゃ 頭のネジは固いままだぞ
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
このように姫野に言っていますが、岸辺も死んだ姫野のバディたちの名前を覚えていました。
面倒見がいい一面もあり、アキたちが北海道に行ったときはパワーの飼い猫・ニャーコを預かっています。
その後、ニャーコのことをニャンボちゃんと呼んでいました。
岸辺の見た目
髪型はツーブロックで、両耳にピアスを付けた50代の男性。
口の左側の特徴的な縫い目は、若い頃に仕事で負った傷です。
チェンソーマン|岸辺の強さ
最強のデビルハンターを自称する岸辺。
その言葉のとおり、作中でも高い実力を持ち合わせています。
- デンジとパワーを2人同時に圧倒
- クァンシの魔人4人相手に2人を生け捕り
- デパートの高層から落下しても「いてえ」の一言
岸辺の契約悪魔
岸辺が契約している悪魔は、爪の悪魔・ナイフの悪魔・針の悪魔の3体。
戦闘時はこれらの悪魔の力を使わずに、主にナイフや蹴りで戦っています。
こいつの身体に契約で払えるようなものは
もう ほとんど残っていない
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
上記は岸辺と対峙したクァンシの魔人・ピンツイの発言です。
長年のデビルハンターの仕事で、岸辺は身体機能の多くを失っていることが推測されます。
吉田ヒロフミとの会話
高校生デビルハンターの吉田ヒロフミも岸辺のことを高く評価しています。
1流も老いには勝てない
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
吉田はこのように述べていて、若い頃の岸辺はさらに高い戦闘力を持っていたことが予想できます。
ちなみに岸辺と吉田のやりとりから旧知の仲であることがわかります。
チェンソーマン|岸辺の活躍
初登場時の回想シーンでは、姫野とアキを気にかける姿が描かれました。
本格的に登場して以降は、デンジとパワーに修行を施し、最後までデンジたちのサポートを続けました。
初登場
死んだバディの墓参りをする姫野の回想で初登場。
悪魔が恐れるデビルハンターはなぁ…
頭のネジがぶっ飛んでるヤツだ
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
デビルハンターの心得を説きながらも姫野やアキのことを心配しています。
- 毎月バディの墓参りをする姫野のまともさ
- 本気で銃の悪魔の肉片を集めるアキ
デンジとパワーを修行
銃による特異課襲撃後、デンジとパワーを指導する先生として、本格的に登場しました。
お前たち 100点だ
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
頭のネジが飛んだデンジとパワーの受け答えに岸辺は満点を与えています。
その後、不死身のデンジと半不死身のパワーに対して、実戦形式で修行を行いました。
この修行でデンジは20回以上も命を奪われており、一時的に頭がおかしくなっています。
修行の成果でデンジは頭を使って戦うことを覚えました。
最終的にマキマとの戦いに勝利できたのも岸辺の教えのおかげかもしれません。
マキマとの関係
岸辺はマキマからの依頼を受けながらも、マキマに対しては敵意を示しています。
マキマに対して、下記のように忠告しました。
お前がどんな非道を尽くそうと
俺の飼い犬を殺そうと
人間様の味方でいる内は見逃してやるよ
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
その後、岸辺はマキマを倒す計画を実行に移します。
- クァンシを勧誘(失敗)
- マキマ対策部隊を組織
岸辺が指揮するマキマ対策部隊による襲撃は失敗。
しかし、生き残った岸辺はデンジを逃がし、最終的な勝利に繋げています。
岸辺は死亡した?
岸辺はチェンソーマン第一部の時点では死亡していません。最後まで生存しています。
マキマを倒した後、新たな支配の悪魔・ナユタを中国で回収し、デンジの元へ届けました。
チェンソーマン|岸辺の過去
若い頃の岸辺は、狂犬岸辺と呼ばれていました。
昔の岸辺は吉田ヒロフミに似た黒髪のかっこいい青年です。
クァンシとの関係
岸辺とクァンシは若い頃にバディの関係でした。
女好きの岸辺がクァンシに一目惚れしたことから、9年間の片想いが始まります。
最初は軽い感じでしたが、クァンシのことを長年一途に想い続け…
最終的にはクァンシの恋愛対象ではないことが告げられました。
何も見たくねぇ
岸辺は再開したクァンシにマキマを倒すための協力を依頼しますが断られています。
その後、目隠しをした岸辺の前でマキマにクァンシが殺されました。
何も見たくねぇ
引用:チェンソーマン©藤本タツキ/集英社
目隠しを取ることを促されたときの岸辺の印象的な名言です。
昔のバディと想い人を失ってしまった悲しみを静かに表していました。
まとめ
チェンソーマンの岸辺を解説しました。
先生としてデンジたちをサポートする中、裏で動く姿や過去のエピソードが魅力的なキャラクターです。
岸辺の若い頃は、漫画単行本の8巻の巻末で読むことができます。
岸辺の活躍を漫画でもチェックしてみてください。