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鬼滅の刃|日の呼吸一覧【最強の呼吸!ヒノカミ神楽との違いも解説】

鬼滅の刃|日の呼吸一覧【最強の呼吸!ヒノカミ神楽との違いも解説】

本記事では、鬼滅の刃に登場する日の呼吸について解説しています。

こんな人におすすめ

  • 日の呼吸の使い手を知りたい
  • 日の呼吸の型をすべて知りたい
  • 日の呼吸とヒノカミ神楽の違いが気になる

鬼滅の刃のマンガ全巻と公式ファンブックの情報を元にまとめました。

作中でも最強の剣士として描かれた継国縁壱(つぎくによりいち)が使用する日の呼吸。

鬼滅の刃の物語の核心にも大きく関わっているため、日の呼吸を知ることで鬼滅の刃をもっと楽しむことができますよ。

ネタバレを含む内容ですが、3分くらいで読めるのでぜひご覧になってみてください。

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タップできる目次

日の呼吸とは

日の呼吸とは

引用:鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社

日の呼吸は鬼と戦う鬼殺隊が習得する全集中の呼吸の1つです。

基本となる炎・水・風・岩・雷の呼吸の派生元。

すべての呼吸の源流となることから、始まりの呼吸とも呼ばれています。

鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を追い詰めた伝説の呼吸で、作品内の描写からも最強の呼吸と呼んでも過言ではありません。

日輪刀が黒刀に変化

日輪刀が黒刀に変化

引用:鬼滅の刃8巻©吾峠呼世晴/集英社

日の呼吸の使い手となる剣士の日輪刀は黒い刀身を持つ黒刀に変化します。

作中では刀の色変わりで呼吸の適正がわかるとされていて、使い手の継国縁壱と竈門炭治郎の日輪刀も黒刀でした。

特に縁壱の黒刀は特徴的で刀を見た者から「黒曜石のような漆黒」と言われています。

また、炎柱(えんばしら)の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)は「黒刀を持つ者は出世できない」と炭治郎に伝えています。

これは日の呼吸を恐れた鬼舞辻無惨が早めに使い手となり得る剣士を始末していたことが考えられます。

炎の呼吸を「ひのこきゅう」と呼んではならない

炎の呼吸を「ひのこきゅう」と呼んではならない

引用:鬼滅の刃7巻©吾峠呼世晴/集英社

「炎の呼吸をひのこきゅうと呼んではならない。」

炭治郎に日の呼吸のことを尋ねられた胡蝶しのぶは、煉獄杏寿郎からこのようなことを聞いたと答えました。

ここから全集中の呼吸の1つの炎の呼吸と日の呼吸が別物であることがわかります。

この時代にはすでに日の呼吸の使い手はいませんが、煉獄家に伝わる「炎柱」の書に日の呼吸についての記述がありました。

煉獄杏寿郎のお父さん・煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)は炎柱の書から日の呼吸を知ることになります。

先代の炎柱であった煉獄槇寿郎ですが、日の呼吸の強大さを知ったことで自分の才能の限界を痛感してしまい、炎柱を引退する一因となってしまいました。

ヒノカミ神楽との違い

ヒノカミ神楽との違い

引用:鬼滅の刃5巻©吾峠呼世晴/集英社

日の呼吸の使い手だった縁壱は、炭治郎の祖先に当たる竈門炭吉(かまどすみよし)と交流がありました。

縁壱には後継者がいなかったため、縁壱が竈門家で見せた日の呼吸の型を炭吉は目に焼き付けます。

炭吉は竈門家にヒノカミ神楽という厄払いの舞いの形で日の呼吸を受け継いでいきます。

そして、炭治郎はヒノカミ神楽の動作と呼吸法を日輪刀と組み合わせて鬼との戦いに応用しました。

形を変えて継承した技を炭治郎が元に戻すような流れにもなっています。

  • 日の呼吸がヒノカミ神楽という舞いの形で継承
  • 炭治郎がヒノカミ神楽の舞いと呼吸を鬼との戦いに応用

余談ですが、日の呼吸とともに縁壱の耳飾りも竈門家に受け継がれ、作中で炭治郎が身に着けています。

日の呼吸の使い手は誰?

日の呼吸の使い手は誰?

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社

作中でわかっている主な日の呼吸の使い手は継国縁壱と竈門炭治郎です。

継国縁壱

継国縁壱

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社

縁壱は日の呼吸の使い手であり、日の呼吸を使えない鬼殺隊士たちの適正に合わせて、全集中の呼吸の基礎を築きました。

戦国時代に鬼舞辻無惨と対峙する中で、日の呼吸のすべてとなる13の型を完成させています。

鬼舞辻無惨は縁壱に一切の傷を負わせられず、逃げるために1,800個の肉片に身体を弾けさせます。

ところが縁壱に1,500個の肉片を斬り刻まれました。

この出来事は鬼舞辻無惨の細胞レベルにトラウマとして植え込まれ、縁壱と日の呼吸の最強っぷりが伝わるエピソードになっています。

継国縁壱については…

鬼滅の刃|継国縁壱とは何者?【最強|無惨・炭治郎との関係も解説】

で詳しく解説しています。

また、双子の兄弟(縁壱は弟)である十二鬼月の黒死牟(こくしぼう)は日=太陽とは対極となる月の呼吸の使い手です。

竈門炭治郎

竈門炭治郎

引用:鬼滅の刃9巻©吾峠呼世晴/集英社

当初、炭治郎は水の呼吸を使用していましたが、鬼との戦いの中でヒノカミ神楽を使用するようになります。

十二鬼月・下弦の伍である累(るい)との戦いでピンチに陥る中、お父さんの竈門炭十郎(かまどたんじゅうろう)の神楽の舞いを思い出し、その動きと呼吸法を戦闘に応用しました。

前述のとおり、縁壱の日の呼吸を目に焼き付けた先祖の炭吉によって、竈門家の炭治郎に継承された形になります。

炭治郎自身も水の呼吸よりもヒノカミ神楽に適正があることを理解し、自分が扱う分にはヒノカミ神楽の方が強力だと語っていました。

以降、炭治郎は水の呼吸ではなく、段々とヒノカミ神楽≒日の呼吸をメインで使用していくことになります。

ただ、ヒノカミ神楽の消耗は激しく、物語中盤までは連発するとすぐに動けなくなってしまうような描写もありました。

炭治郎が最初に使っていた水の呼吸については…

鬼滅の刃|水の呼吸の一覧【全ての型・使い手・派生先をまとめて紹介】

で詳しく解説しています。




日の呼吸の型一覧【技の種類】

日の呼吸の型一覧【技の種類】

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社

すべてで13の型がある日の呼吸の型を紹介します。

下記で紹介する1~12までの型を順番に繰り返すことで、日の呼吸の幻の型となる13番目の型が完成します。

壱ノ型 円舞

壱ノ型 円舞

引用:鬼滅の刃5巻©吾峠呼世晴/集英社

壱ノ型・円舞(えんぶ)は炭治郎がヒノカミ神楽を会得した際に初めて繰り出した技です。

美しく弧を描く斬撃で、累が血鬼術で生成した鋼のように硬い糸を断ち斬りました。

弐ノ型 碧羅の天

弐ノ型 碧羅の天

引用:鬼滅の刃7巻©吾峠呼世晴/集英社

弐ノ型・碧羅の天(へきらのてん)は日輪の輪郭を描くように刀で円状に切り払う技です。

列車と一体化して巨大化した十二鬼月・下弦の壱の魘夢(えんむ)の首の骨を一刀両断しました。

参ノ型 烈日紅鏡

参ノ型 烈日紅鏡

引用:鬼滅の刃9巻©吾峠呼世晴/集英社

参ノ型・烈日紅鏡(れつじつこうきょう)は「∞」(無限大)の文字を描くように左右対称に円状の斬撃を繰り出します。

十二鬼月・上弦の陸の堕姫(だき)が操る帯を一気に斬り払いました。

肆ノ型 灼骨炎陽

肆ノ型 灼骨炎陽

引用:鬼滅の刃10巻©吾峠呼世晴/集英社

肆ノ型・灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)は高速の回転斬りで炎の渦のような斬撃を繰り出します。

対象に焼けるような痛みを与え、回復の速度を遅らせる効果があります。

伍ノ型 陽華突

伍ノ型 陽華突

引用:鬼滅の刃12巻©吾峠呼世晴/集英社

伍ノ型・陽華突(ようかとつ)は飛び上がると同時に繰り出される上空へ向けた一点集中の突き技です。

天井裏に逃げた十二鬼月・上弦の肆の半天狗(はんてんぐ)に対して放っています。

陸ノ型 日暈の龍・頭舞い

陸ノ型 日暈の龍・頭舞い

引用:鬼滅の刃13巻©吾峠呼世晴/集英社

陸ノ型・日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう・かぶらまい)は龍が舞うような動きで素早く接近して斬りつけます。

禰豆子(ねずこ)の血気術・爆血(ばっけつ)をまとった日輪刀で3体の鬼の首を同時に斬りつけました。

鬼の再生速度を遅らせる特性を持っています。

漆ノ型 斜陽転身

漆ノ型 斜陽転身


引用:鬼滅の刃18巻©吾峠呼世晴/集英社

漆ノ型・斜陽転身(しゃようてんしん)は、バク宙しながら日輪刀で横なぎの一閃を繰り出します。

炭治郎が新たな境地・透き通る世界に目覚めた後、この技が宿敵である十二鬼月・上弦の参の猗窩座(あかざ)との戦いの決め手となりました。

㭭ノ型 飛輪陽炎

㭭ノ型 飛輪陽炎

引用:鬼滅の刃17巻©吾峠呼世晴/集英社

㭭ノ型・飛輪陽炎(ひりんかげろう)は剣先が陽炎のように揺らぐ一撃です。

相手に剣筋を読ませない効果があるようで、斬撃を避けたと思った猗窩座に傷を負わせていました。

玖ノ型 輝輝恩光

玖ノ型 輝輝恩光

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社

玖ノ型・輝輝恩光(ききおんこう)は低い姿勢から伸び上がり、炎の柱を立ち上げる技です。

ラストバトルのクライマックスで鬼舞辻無惨の腕を焼き斬っています。

拾ノ型 火車

拾ノ型 火車

引用:鬼滅の刃9巻©吾峠呼世晴/集英社

拾ノ型・火車(かしゃ)は相手の真上を飛んで背後に周って斬り込みます。

堕姫の隙の糸を確認すると同時にこの技を繰り出しました。

拾壱ノ型 幻日虹

拾壱ノ型 幻日虹

引用:鬼滅の刃9巻©吾峠呼世晴/集英社

拾壱ノ型・幻日虹(げんにちこう)は高速で身体を回転。発生させた残像で攻撃をかわす技です。

上弦の月たちや鬼舞辻無惨の攻撃を回避しました。地味ながらも活躍した技だと思います。

拾弐ノ型 炎舞

拾弐ノ型 炎舞

引用:鬼滅の刃7巻©吾峠呼世晴/集英社

拾弐ノ型・炎舞(えんぶ)は大きな半円を描く斬り下げと斬り上げの2連撃です。

1撃目を避けられても2撃目で相手を捉えることが可能です。

13の型(名前不明)

13の型(名前不明)

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社

壱ノ型・円舞から拾弐ノ型・炎舞までを順番に繰り出し、最後の拾弐ノ型・炎舞から壱ノ型・円舞を繰り返す流れが幻の13の型。

この日の呼吸・13の型の名前は原作漫画の中でも不明になっています。

縁壱は一瞬で13の型を繰り出し、鬼舞辻無惨を滅ぼす寸前まで追い詰めました。

しかし、縁壱のように一瞬で技を繰り出すことができない炭治郎は、鬼舞辻無惨との戦いで時間をかけながらも壱から順番に技を繋げていきます。

煉獄家に伝わる煉獄の書にも13の型についての記述があったようですが…

炭治郎のお父さんの炭十郎が日の呼吸を元にした神楽を夜通し舞い続けていたことにも13の型のヒントがあったように感じます。

まとめ:日の呼吸は縁壱から竈門家に継承された最強の呼吸

鬼滅の刃の日の呼吸について解説しました。

  • 日の呼吸は始まりの呼吸と呼ばれるすべての呼吸の源流
  • 使い手は継国縁壱と竈門炭治郎
  • ヒノカミ神楽という舞いの形で竈門家が継承
  • 炭治郎はヒノカミ神楽の動きと呼吸を鬼狩りに応用
  • 1~12までの型を順番に繰り返し続ける流れが13の型

日の呼吸は作中でも最強の呼吸として扱われ、縁壱と炭治郎の時代で鬼舞辻無惨を追いつめました。

日の呼吸から始まった全集中の呼吸。

ぜひ「鬼滅の刃|あなたに向いた呼吸を診断【習得するべき呼吸がわかる】」であなたの呼吸を診断してみてください。

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