本記事では、鬼滅の刃に登場する半天狗について解説しています。
こんな人におすすめ
- 半天狗についてや過去を知りたい
- 喜怒哀楽の鬼について知りたい
- 半天狗戦と最後が気になる
漫画全巻と公式ファンブックの内容を元にまとめました。
半天狗は上弦の鬼の中でも非常に厄介な特性を持っています。過去も救いようがありません。
炭治郎・禰豆子・不死川玄弥(しなずがわげんや)・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の共闘がなければ、倒すことは不可能だったかもしれません。
ネタバレを含む内容ですが、「半天狗」が気になる方はぜひチェックしてみてください。
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半天狗とは?
出典:鬼滅の刃12巻©吾峠呼世晴/集英社
人間時の名前 | 不明 |
身長 | 166センチ |
体重 | 56キロ |
趣味 | 人の家に入り込んで物を盗む |
死地 | 刀鍛冶の里 |
討伐者 | 恋柱・甘露寺蜜璃 竈門炭治郎 竈門禰豆子 不死川玄弥 |
半天狗は十二鬼月・上弦の肆(し)。額に角のようなこぶがあり、見た目の姿は87歳くらいの老人です。
鬼の中でも4番目に強い実力を持ちますが、表向きは非常に憶病な性格。
いつも何かに「怖ろしい 怖ろしい」と怯える姿を見せ、無害な老人という印象を周囲に植え付けています。
ちなみに鬼舞辻無惨の半天狗の印象は「普通。たまにうざく感じるが許容範囲内」です。
血気術で分裂する
半天狗は危機に陥ると血気術で分裂する能力を持っています。
本体以外の首を斬られても首と胴体がそれぞれ若い姿をした鬼に分裂。
この分身体たちは本体を守るために一斉に襲い掛かってきます。
また、半天狗が追いつめられるほどに強力な分身体が生まれることも大きな特徴です。
非常に厄介な血気術ですが、弱点に繋がるような特性もあります。
- 末端の部位から分裂した分身体は戦闘力が落ちる
- 分身体が力を使いすぎると本体の再生速度が遅くなる
- 力を取り戻すために人間の血肉を補給する必要がある
それぞれの分身体については後述します。
半天狗の本体
出典:鬼滅の刃13巻©吾峠呼世晴/集英社
半天狗の本体はねずみ程度の大きさしかなく、舌には「怯」(きょう:怯える意味)の文字が刻まれています。
本体の戦闘力は低いため、血気術で生み出した分身で自分の身を守りながら、本体は逃走に徹します。
- すごく小さい
- 逃げの判断が早い
- やたらと足が速い
倒し方としては、分身体の猛攻をかいくぐりながら、小さい上にすばしっこく逃げ回る本体の首を斬る必要があります。
ところが本体の首は指1本の太さしかないのに非常に頑丈。
玄弥が斬ろうとしたときは日輪刀が折れ、炭治郎も初手で首を斬り落とすことができませんでした。
半天狗の過去
半天狗は子供の頃から気弱で嘘つきでした。
ただの気弱ではなく、自分をいじめた人には自分がやったとはバレない方法で仕返しをしています。
- ガラの悪い男にぶつかったとき、目が見えないふりをしたら見逃してもらえた
- 目が見えないふりをすると色々な人が親切にしてくれる
- 目が見えないと嘘を付いて泥棒を始めた
このように人間時代の半天狗は目が見えないと嘘を付きながら、優しくしてくれる人たちに盗みと殺しを繰り返していました。
- この手が勝手に!!
- 目が見えない私には無理でございます
奉行所での言いわけもお奉行様に見抜かれ、打ち首の刑を言い渡された半天狗。
刑の前日に鬼舞辻無惨によって鬼にされた半天狗はお奉行様を殺害しました。
何度か妻と子供がいたときもありましたが、虐げられたと逆上して妻子を殺すことを繰り返しています。
逆上の理由は半天狗の虚言癖や不誠実さを責められたことです。
喜怒哀楽の鬼の名前
出典:鬼滅の刃12巻©吾峠呼世晴/集英社
半天狗は血気術で喜怒哀楽の名を冠した鬼に分裂しました。
分身体には共通で下記のような特徴があります。
- 舌に感情を表す文字が刻まれている(舌を斬ると再生力が低下)
- それぞれが高い再生能力と固有の血気術を持つ
- 分身した鬼たちは半天狗の若い頃の姿
- 首を斬られても死なずにさらに分裂する
それぞれの分身体について、画像付きで解説していきます。
空喜(うろぎ)
舌に「喜」(き)の文字が刻まれている鬼。
背中には鳥の翼があり、「天狗」に近い姿をしています。
高速で飛行し、金剛石をも砕く威力の爪と口からの強力な超音波が武器です。
積怒(せきど)
舌に「怒」(ど)の文字が刻まれている鬼。
怒りを司っているとおり、常に何かに怒っていますが、性格は冷静沈着で喜怒哀楽の鬼たちのリーダー格でした。
積怒は広範囲に雷を放つ錫杖(しゃくじょう)を持っています。
この雷は積怒の細胞には効果がなく、同様の細胞を持つ分身体にも無効です。
哀絶(あいぜつ)
舌に「哀」(あい)の文字が刻まれた鬼。
哀しみを司っているとおり、どこか哀愁が漂う後ろ向きな言動が目立ちます。
格闘能力が高く、十文字槍と体術を駆使した攻撃で不死川玄弥に何度も致命傷を浴びせています。
無数の突きを放つ「激涙刺突」という技を繰り出しました。
可楽(からく)
舌に「楽」(らく)の文字が刻まれている鬼。
戦いの最中も常に楽しんでいるような素振りが印象的でした。
手に持つ紅葉の葉のような扇子で突風を発生させます。突風は人体を軽々と吹き飛ばし、建物も倒壊させます。
この扇子はただの武器のため、可楽以外でも突風を発生させることができます。
憎珀天(ぞうはくてん)
出典:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
積怒が空喜・哀絶・可楽を吸収した姿。
「憎」(ぞう)の文字が刻まれた太鼓を背中に背負っています。
- 雷や超音波など、喜怒哀楽の鬼の力を使う
- 他の分身体と同様に首を斬られても死なない
- 血気術で石竜子(とかげ)と呼ぶ木の竜を生み出して操る
少年のような姿をしていますが、分身体の中でも随一の戦闘能力で炭治郎や甘露寺蜜璃を追いつめました。
憎珀天の血気術
- 狂圧鳴波(きょうあつめいは):口から超音波を発射
- 共鳴雷殺(きょうめいらいさつ):2体の木の竜がそれぞれ超音波と雷を放つ
- 無間業樹(むけんごうじゅ):大量の木の竜を召喚
恨の鬼(こんのおに)
舌に「恨」(こん)の文字が刻まれた鬼。
小さな体を持つ本体が巨大化したように見せた擬態で、本体は「恨の鬼」の心臓部に潜んでいます。
巨大ロボットとコックピット内のパイロットのような感じです。
炭治郎が「恨の鬼」の首を斬って油断している間に、胴体に潜む本体が逃走を行っています。
半天狗戦の解説
出典:鬼滅の刃12巻©吾峠呼世晴/集英社
半天狗戦では、炭治郎・時透無一郎・不死川玄弥・禰豆子・甘露寺蜜璃が死闘を繰り広げました。
最後は蜜璃が憎珀天を押さえている間に、炭治郎が逃げ回る本体の首を斬って半天狗は死亡しました。
喜怒哀楽の鬼に分身
半天狗は刀鍛冶の里の館で炭治郎・無一郎・禰豆子の前に姿を現しました。
無一郎が老人の姿をした半天狗の首を斬り落とすと、首と胴体はそれぞれ可楽(からく)と積怒(せきど)に変化。
可楽が扇子を振るって巻き起こった突風で無一郎は遠くへ吹き飛ばされます。
乱入した玄弥にもわざと積怒と可楽の首を斬り落とさせ、さらに空喜(うろぎ)と哀絶(あいぜつ)が誕生してしまいました。
遠くへ飛ばされた無一郎は戦線離脱し、上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)と戦闘を開始します。
憎珀天に合体
出典:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
炭治郎・禰豆子・玄弥はそれぞれ分裂した鬼と戦いを繰り広げます。
- 禰豆子の血気術を纏った爆血刀(ばっけつとう)
- 玄弥が鬼を食べて鬼の力を得る
これらで何とか4体の首を斬りますが、それでも再生する半天狗たちの姿を見て、炭治郎は本体の存在に気づきます。
優れた嗅覚を持つ炭治郎が小さい身体を持つ本体の場所を匂いで特定。
日輪刀で本体の首を斬りつけた瞬間、喜怒哀楽の鬼が合体した憎珀天が出現します。
そして、憎珀天の力に圧倒される炭治郎たちのピンチに恋柱・甘露寺蜜璃が駆け付けました。
半天狗の死亡理由
蜜璃が憎珀天を抑えている間に、炭治郎・禰豆子・玄弥が逃げる半天狗を追跡します。
- 時透無一郎が炭治郎に届けた新しい刀
- ヒノカミ神楽・円舞
- 雷の呼吸を使う我妻善逸の踏み込みの早さ
炭治郎はこれらを組み合わせた「円舞一閃」で半天狗の首を斬り落とします。
しかし、その首も本体が巨大化したように見せた分裂体・「恨みの鬼」の首でした。
朝日に禰豆子が焼かれようとする中、炭治郎は本体が「恨みの鬼」の心臓部に潜んでいることを見破ります。
炭治郎がようやく本体の首を斬り落とし、半天狗は最後を迎えました。
半天狗戦は漫画の何巻で読める?
半天狗戦は刀鍛冶の里編で描かれ、漫画の12巻・13巻・14巻・15巻で読むことができます。
前半は半天狗の倒し方を模索。後半は逃げる敵を追いかけながら戦う展開にドキドキハラハラしました。
無一郎が繰り広げる玉壺との戦いも同時平行で描かれていて、刀鍛冶の里編は鬼滅の刃の中でも非常に人気が高い章になっています。
ぜひ漫画でもチェックしてみてください。
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