Zガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」のセリフが名言だらけなので紹介します。
Zガンダムはガンダムの人気作品で、シリーズ独特のセリフ回しが多いです。
ただ、カミーユのキレッキレのセリフはガンダムシリーズの中でも随一だと思います。
- キレッキレの人格否定
- 主人公らしからぬセリフ
- ブーメラン(お前が言うな)
名言製造機なカミーユのセリフは知らないと損です。
もちろん良いセリフもあるのですが、どちらかというと迷言にスポットを当てて紹介したいと思います。
カミーユの名言【精神崩壊するまでのセリフ集|名言製造機】
カミーユは口よりも先に手が出るタイプです。
空手の経験を盾に誰かれ構わず殴りかかりますが、自分より強い相手のときは「暴力はいけない…」と主張。
そんな調子で終盤までツッコミどころ満載のブーメラン名言がフルスロットルです。
最終的にはラスボス・シロッコとの戦闘後に精神が崩壊してしまいます。
一方的に殴られる痛さと恐さを教えてやろうか→ハハハ!ざまぁないぜ!
モビルスーツに乗って、生身の人間相手にバルカン乱射からのご満悦。
一応直前にキツい尋問をしてきた相手ではあります。序盤から主人公らしからぬ言動です。
カミーユが男の名前で何で悪いんだ!
自分の名前を聞いたジェリドの「なんだ、男か」というセリフに対しての名言。
もちろん名言の前にジェリドをブン殴っています。
カミーユは女性と間違われる自分の名前にコンプレックスを抱いています。
やめなさいよ!
コンプレックスエピソードを一瞬で灰に帰す急なおネエ言葉。
「カミーユが男の名前で何で悪いんだ!」ってキレてなかったっけ?
これで若い恋人と上手くいくね、マルガリータとかってさ
母親を亡くした後、愛人を作る父親に対しての名言。
カミーユの両親はあまり良い親ではなかったようなので同情します。
母親も仕事人間でカミーユはあまり良く思っていませんでした。
僕は両親に親をやって欲しかったんですよ
これは子どもとしては真っ当な願いだと思います。ちょっとグッときてしまう名言です。
ガンダムシリーズは両親に恵まれない作品が多いです。
組織に1人で対抗しようとして敗れたバカな人です
シャアであることを隠しているクワトロ。
そんなクワトロの「シャア・アズナブルという人のことを知っているか?」に対しての名言。
この時点でカミーユはクワトロ=シャアであることを知らないので悪気はありません。自作自演したシャアは涙目ですね。
暴力はいけない…
自分より強いウォンさんに叩きのめされたときの名言。
このシーンだけ切り取ると正当な主張ですが、誰かれ構わず殴りかかるカミーユにはブーメランです。
歯ぁ食いしばれぇ!そんな大人、修正してやる!
シャアであることをはぐらかすクワトロに対しての名言。
カミーユの修正はもちろんパンチです。「これが若さか」と殴られて涙するクワトロも意味不明です。
ハマーン、おまえは人を不幸にする!
良く知りもしない女性に対して、いきなりのサゲマン認定。
しかも「暗黒の世界に戻れ、ハマーン・カーン!」と中二病的なセリフで締めます。
そりゃあ、ハマーン様も「俗物がわたしに!」とキレます。
貴様のような奴がいるから戦いは終わらないんだ!消えろ!
前半部分はまぁ分かります。
ただ、それだけでは気が収まらずに「消えろ!」というワードをちょい足し。
貴様のような奴はクズだ!生きていちゃいけない奴なんだー!
ニュータイプ能力の成長と共に人格否定までレベルアップするカミーユくん。
ちなみに相手も戦闘狂のどうしようもない人です。
クワトロ「カミーユ、退け!」→カミーユ「いやだ!」
三つ巴の状態でそれぞれの陣営が主義・主張をぶつける名シーン。
銃を突き付け合う緊迫した状況の中、冷静なクワトロになだめられた際の即答です。
カミーユは最後まで言うことを聞きません。
大きい、彗星かな?
シロッコとの決戦後、精神崩壊に追い込まれたカミーユのセリフです。
無邪気な笑顔で宇宙空間に出ようとするカミーユの姿に悲しみを感じるラストでした。
感受性が豊かな思春期の少年と考えると残酷な環境だったと思います。
クワトロの名言「サボテンが花をつけている」【番外編】
番外でクワトロ大尉の意味不明な名言も紹介します。
戦いの中にスリルといい男を求めるレコアさん。
そんなレコアさんに惚れられたクワトロですが、ロリコンなので大人の女性には優しくできませんでした。
レコアさんがどっかに消えてしまった事案について、カミーユにぶん殴られたクワトロがおネエ座りで放った名言です。
最強に意味がわかりませんでした。
まとめ:純粋な意見をぶつける子どものカミーユ
カミーユの名言・迷言を紹介しました。
誤解がないように補足しておくと、Zガンダム自体はとても面白いです。
ガンダムシリーズの中で高い人気を誇っていることにも納得できます。個人的には子どもと大人のぶつかり合いが印象的でした。
純粋な意見をぶつける子どものカミーユと、どこかまわりくどい大人たちの対応…
現代の世の中とリンクしている部分もあって、そういった観点でも楽しめる作品だと思います。